中国でKindle本の支払いがWeChat Payで可能に

中国でKindle本の支払いがWeChat Payで可能に

中国国内のアマゾン上でKindle内の電子書籍を購入する際にも、ついにWeChat Payが利用できるようになった。

利用面ではシステム上の都合でやや不便が残っている。Kindle上で購入したいKindle本をカートに入れ、代金の支払い方法としてWeChatを選択するとQRコードが表示され、それをWeChat Payで読み込み支払い処理を完了させる。支払い完了後、Kindleの画面に戻ってもQRコードが表示されているページから支払い完了のページに自動的に遷移することはなく、『支払い完了』ボタンをユーザーがクリックして処理を完了させる必要があり、少しの不便さは残る。

2018年4月時点では全ての環境でWeChat Pay決済が利用できるわけではなく、Kindle Oasis、Kindle Voyage、Kindle Paperwhite、Kindle入門版及びオンライン版Kindleのみの対応となる。

アマゾン側は「WeChat Pay決済を導入することによってブラウザを利用したり、銀行カードの手続きをしたりする必要がなくなり、Kindle上での本の購入がさらに便利になる」としている。

しかしKindle内のブラウザの速度や反応は素晴らしいものとは言えず、Kindle上での本購入にあたってはユーザーに忍耐を要するものであることに変わりはない。大部分のユーザーは以前と変わらずPC版サイトから書籍を購入して、それぞれが利用する端末に書籍データを送信する形式を取るであろうことが予測される。

PC版Amazonで電子書籍を購入する際には従来の通り、銀行カード、Alipay、及びギフトカードの3方式にのみ対応しており、WeChat Payは非対応である。一方で、その他の実体を持つ商品に関してはWeChat Pay決済に対応しており選択可能である。

少なくとも今回の Kindle上での電子書籍購入でのWeChat Pay利用可能になるということはユーザーが喜ぶ重要な一歩であることは間違いない。