東急ハンズ、WeChat Payサービス導入へ

東急ハンズ、WeChat Payサービス導入へ

東急ハンズは、財付通科技有限公司(Tenpay Payment Technology Co. Ltd.)と業務提携を結び、同社が提供しているスマートフォン用決済サービス、WeChat Pay(微信支付)を東急ハンズが運営する店舗に導入に合意した。

WeChat Payは Alipayに続く後発サービスでありながらも、中国国内で人気のSNS、WeChat内で利用できるスマートフォン決済サービスである点を生かし、アクティブユーザー数を数年の間に急激に伸ばしてきた。現在のアクティブユーザーは9億以上であり、それに伴ってWeChat Payのシェアも2015年21%、2016年38%と急速な成長を遂げている。

中国人の購買シーンにおいて必要不可欠となったスマートフォン決済は日本でも続々と導入店舗数を伸ばしており、訪日中国人が利用する国内の小売業や飲食業ではWeChat Payが利用可能な場所も増加している。

東急ハンズも中国人旅行客の人気スポットであり、日本の雑貨を求めて多くの中国人が買い物に訪れている。この度の東急ハンズ店舗へのWeChat Payの導入によって、従来のタブレットPOSシステムにWeChat Payのサービスを連携させることとなった。

これまで現金の他にUnion Pay(銀聯)が中国人観光客の主な支払い方式であったが、昨今のスマートフォン決済サービスの普及により、海外旅行においても、現金の両替や銀聯の高い為替手数料に悩まされることはなくなった。

WeChat Payで商品を購入した顧客に広告やクーポンを配信することも可能であり、顧客情報からマーケティングやプロモーションにも利用可能であり、導入側のメリットも少なくない。支払い時には代金が日本円と人民元の両方で表示され、ユーザーにも店舗側にも優しく、店舗オペレーションの負担軽減にもつながることが期待される。